高校の頃、ツッパっていたが全然モテなかった。俺は背も高いしケンカも強いし髪も金に染めているし、頭はちょっと悪かったけど男フェロモンは間違いなく放っていたと思う。しかし、それにもかかわらずモテなかった。明らかに俺より背が低くてケンカも弱くて髪も黒いし、頭だけちょっと賢いヤツらの方がモテていたんだ。情けない話だが、童貞卒業どころか女の子と付き合った経験すらなかった。 カッコいい俺がモテない理由はどこにあるのか?イケていると思って貯めたお年玉を使ってキメたこのスタイルが、実はダサダサなのかもしれないと思い始めた俺は、当時流行り始めていたオナ電をすることにした。音声だけのセックスだ。童貞だった俺にはハードルが低いし、ルックスが見えない分、もし仮にオナ電の神にでもなった日には、やっぱりこの自分のスタイルがダサいと言う結論に達するだろう。 そして、俺はエロエロで有名だったヤツを蹴り三発で軽く脅して、オナ電相手を無理やり紹介させた。ヤツいわく「誰とでもオナ電するエロ女」という触れ込みだった。ヤツを仲介して女の子にもオナ電OKをもらって、俺は部屋にこもってパンツを脱いでいざ初めてのオナ電に突撃した。 テレフォンセックス その結果、女の子から30秒で「ちょっと何言ってるかわからない」と言われて電話を切られた。呆然とした俺だったが、やがてある真理に気づいた。 イケてる俺が唯一イケてないのは声なのだ。俺は声質が低くてドモりクセもあるのだ。言葉ではなくて行動で全てを表現してきた俺だが、声の表現が最重要要素なオナ電においてはその唯一のネックが最大の障害になる。外見はいくらでも変えられるが、この声だけは変えられない。自分で言うのもアレだが「〇〇、好きだよ」なんてアマーイ言葉が最も似合わないのが俺なのだ。つまり、俺がモテないのは、ルックスではなく全ては聞き取りにくい俺の声に原因があったのだ。 こうして、モテない理由を悟った俺は、その日からボイストレーニングを始めた。それこそ、のどから血がにじむくらいの努力をしたのだ。 あれから10年。すっかり声もよくなり滑舌もしっかりしてきた俺は、オナ電の神となっている。だが、ビデオチャットが普及しての映像付きオナ電の場合、開始30秒ですぐ切られることも多々ある。やっぱりルックスだったんかい! センズリ鑑賞 無修正マンコ
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