正直に告白すると、使用済み下着マニアである。 さすがに犯罪には手を出していないが、合法的に下着売ります掲示板などで下着は仕入れていて、自分の性癖を満足させている。最近は、下着売ります掲示板も充実していて、あらゆる年代と様々なジャンルの下着が網羅されているので、僕みたいなマニアにはたまらない場所になっている。もっとも、下着と言うものはそれを着用していた人物が重要であって、いかにマニアな僕でも70歳のおばあちゃんの下着で興奮するようなことはないのだが、ツワモノになると、小学生の娘の下着を売りに出している毒親などがいて、一番儲けているのはそういう方々なんだそうだ。そう考えると、下着売ります掲示板を利用している中でも、僕はまだまともなのかも知れない。 ただ、使用済み下着マニアと言うと、下着の匂いを嗅いでハァハァ言っている姿を想像されるかもしれないが、実は僕はそんなことはしない。実際にクサいし。僕の場合は、どちらかと言うとコレクター的志向が強いのかもしれない。購入した下着はきちんと保管していて、時々眺めてはそれで安心するのである。 プチ援交 僕の目覚めは早かった。それは小学生の時だ。 住んでいたアパートの上の階の住人が干していた洗濯物が落ちてきたことがあって、その中に僕と同い年のヨシコちゃんのパンツがあった。これはもう、魔がさしたとしか言いようがないのだが、思わずヨシコちゃんのパンツを僕はポケットに入れてしまったのである。 なぜ、特に親しくもなかった、どちらかと言えばケンカばかりしてたヨシコちゃんのパンツをくすねてしまったのかは、実は今でもわからない。ただ「これはプレゼントだ」と僕は思ってしまったのだ。 その後、僕の家族は引っ越しをして、ヨシコちゃんとの縁は切れてしまったが、彼女のパンツだけはずっと手元にあった。すると、いついかなる時もヨシコちゃんが僕を見てくれている気持になった。高校受験の時も、ヨシコちゃんのパンツを忍ばせておいて、お守り代わりにしたくらいである。 今となっては、ヨシコちゃんがどうしているかわからない。でも、僕は未だに彼女のパンツは持っていて、あらゆる女性の下着を買い漁っている。そして、コレクションを眺めるたびに、僕はヨシコちゃんを始めとした、みんなに見守ってもらえているような気持ちになれるのだ。 コスプレ 満員電車で待ち合わせ
前へ次へ