とにかく、セックスしたくてたまらない。セックスできるなら母親以外なら誰でもよかった。
SNSで裏垢女子に片っ端から当たってみたが、どうもうまくいかない。
そんな悶々とした日常の中、アルバイト仲間にすぐにやらせてくれそうな女の子がいて、口説いてみたら、見立て通りにOKしてくれた。
彼女曰く、別に僕のことを好きでも嫌いでもないのだけど、一回くらいはいいかなあ、と思ったそうだ。
まあ、僕も同様に彼女のことは好きでも嫌いでもないのだけど、やらせてくれるなら儲けものだと思った。
そして、仕事の後に一緒にお茶を飲みに行く感覚で、近くのラブホでやらせてくれた。
お互い、あまり上手くなくて、ぎこちないセックスになってしまったが、最後は彼女の中で果てた。
彼女は、艶声は出してくれたものの、オーガズムには程遠かったように見える。
何も言わないけれども、これはたぶん2度目はないな。書類審査は突破したが面接で不採用になった気持ち。
行為が終わった後、彼女がベッドで横になりながら、しきりにスマホをいじっていた。
「裏垢がね、おもしろいことになっていて」
わりきりメールの書き方
そう言って見せられたスマホには、相手の男から送られてきたであろうちんこの写真が映っていた。
「ばかだよね。貴方のちんこ見たいな(ハート)とかやったらすぐに乗ってきた」
もちろん、彼女がそんなやり取りをしているのは、裏垢だ。
「ま、私は裏垢女子だしね。てか、裏垢を持ってない人なんていないんじゃないの?」
まあ、そうだろうな。僕も持っているし。主にセックス関連。
「裏垢女子なんて言うけどさ、逆に表だけ女子こそ貴重な存在よ」
彼女はそう言って、表垢で、ケーキ食べながらイエーイ!なんてやってる写真を見せてくれた。
表でキラキラ写真ばかり載せている女の子が、裏ではちんことまんこのやり取りをしている。そんな世の中だ。
「さて、このちんこ、どうしようかね。話のオチに使っていいよ、って拡散しようかな」
とりあえず、それは阻止しないといけないな。
ちなみに、そのちんこは、さっきまで、あなたのまんこに入ってました。
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