出会い系サイトで知り合ったエーコちゃんは、ヤリマンコちゃんだった。
「セックスが好きというより、異性と一緒にいるのが好きっていうか、だからその結果がセックスであって云云かんぬん」などと言っていた。
ま、そりゃ男はやれる女がいればやっちゃうわな、って話だ。
エーコちゃんは、御本人談によるとセフレはいるらしい。もっとも、その男はあくまでもセフレであってカレシではない。都合のいい時に呼び出されてセックスするだけな関係だ。
セックスは嫌いではないし（むしろ好き）デートしていても楽しい。でも、どこか満たされない部分はあって、こうして出会い系でセックスする相手も定期的に探しているそうだ。出会い系なんて、セフレとのお付き合いよりももっとセックスオンリーな関係だとは思うが、それはそれで構わないと言う。
素人女性と出会い系アプリでセフレに
「結局、私って依存って程ではないと思うけど、誰かと一緒にいないと不安なんだよね」
と、エーコちゃんは自己分析している。ヤリマン＝淫乱と言う節もあるけれども、エーコちゃんみたいに単純な寂しがりもいるのだ。もっとも、僕はそんな左右きっちり対称な目がかわいいエーコちゃんを利用して、己の性欲を発散させているだけであり、そのセフレの合間を縫ってセックスさせてもらっているスキマ産業男だ。
でも、僕はエーコちゃんを本命カノジョにしてもいいと思っている。そんな肉便器みたいなセフレ関係なんて捨てさせて、僕がずっとエーコちゃんと一緒にいてもいいのだ。僕に依存してくれていいんだよ、なんて思わせるだけのものがエーコちゃんにはあった。
僕がさりげなくそんなことを言うと、エーコちゃんはお礼かたがたこう言った。
「でも、私は5人とも好きなんだよね。ひとりになんて決められないからこんな関係続けている」
いや、セフレが5人もいるんかい！まずは、6人目に割って入るところからだ。
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