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melty/poet

14/1472人の文学少女に読んでいただきました。
【詩と解題】
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[22]spica1004 KY-42C


【たねになって かぜにのって】


あなたをあいしただれよりも
わたしのおもいはつよかった

わすれないでねぇ
わすれないからぁ

たねになって
かぜにのって

とんでいきたい


はるをよぶからぁぁ
はるになるからぁぁぁ

うたになって
かぜにのって

あなたにとどけっ

─────
─────

何を書いても蛇足、かな。

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[21]spica1004 KY-42C


【風のハープ】

少女らは今日も空へ
(まぶしい空へ)
繰り返す飽かぬ調べ

透明な時を待って
(記憶を冷まし)
かき鳴らせ風のハープ

──強い意志あらわにし
姿勢をただして

──あっさりつかんだ夢を
僕には教えてくれないの?



少女らは今日も空へ
(まぶしい空へ)
繰り返す飽かぬ調べ

輝きをほしいままに
(一人占めして)
かき鳴らせ風のハープ

──運命に立ち向かう
傲慢な笑顔

──善も悪もなく
時流に爪を立てていく

少女らは今日も空へ
(まぶしい空へ)
繰り返す飽かぬ調べ

哲学を学ぶふりで
(神をあざむけ)
かき鳴らせ風のハープ

─────
─────

格調高い歌詞を当てたいな、という意気込みで書いた。
しかも、耳で聴くだけでいい、同音異義語を排除した歌詞に仕上げたかった。

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[20]spica1004 KY-42C


【みどりに問うなかれ】

光が髪に透けて
夏の空を切り取るとき

泣きたいほどの緑
きみの町にあふれる

信じている 信じてない
それはつまらない問題

言葉よりも綺麗な花
きみに見つけてあげる



言葉も耳も辞書も
すべて意味を失うとき

迫力のある緑
きみの町を飲みこむ

根拠がない 理由がない
やはり陳腐すぎる定義

真実より強い愛を
誰も見つけていない

────
────

推理小説に「左手に告げるなかれ」という、しゃれたタイトルがあったので、真似しました。

みどり、とは、お察しのとおり、好意をよせた女性(当時は女子大生)の名前です。
  

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[19]spica1004 KY-42C


【優曇華】(うどんげ)

ありとある
知恵を集めたら旅立とう

世界の果てに導かれ

まなざしの
涼しい人々のいる国

憧れの地は西方に


おお 優曇華よ
道を見失うときに

三千年の約束を果たせ

スヴァーハー  ※


善と悪
混じりて棲みたる世界こそ

我が浄土なれ
破れざれ


──────────

※成就あれ(梵語)。ソワカと書くとわかりやすいか。

得意の仏教楽曲。

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