昔はツーショットチャットでよく遊んだものである。まだ、スマホの無料通話アプリやビデオチャットもない時代で、チャットと言えばお互いに文字を打ち合うものを指していた。そんなことをしなくても、もっと楽に官能的で直接的なエロトークができる現在、今でも存在しているのだろうか。 チャット専門サイトもたくさんあった。CGIやPHPで書かれたプログラムのWebチャットだ。チャットルームに個室を作り、入室者があれば外部からのアクセスと閲覧をロックしてツーショットチャットをする。もちろんエロ目的だ。僕は、夜な夜なそれらのサイトに入り浸っては女の子相手に卑猥な言葉をテキストで打ち合っていた。リアル世界では絶対に口にできないようなエロワードも、ツーショットチャットではモニターとキーボードに向き合えば自然とすらすら出てきた。露出願望を満たせるようなところがツーショットチャットにはあった。 チャットオナニーからスタートしたJDとLINE電話に進展 具体的な流れとしては、多人数チャットでフィーリングの合いそうな女の子がいればツーショットチャットに持ち込む。逆に女の子の方から誘われることもあった。まだまだ匿名性が高かった当時のインターネットである。女の子も普段見せないような自由奔放な性の世界を満喫していたように思う。 オフパコの経験もある。地域別に区切られているチャットで僕の地元の女の子とツーショットチャットをする仲になった。その子が地元のイベントに行きたいと言うので、初めて会ったのだ。彼女は美人とは言えずちょっとメンヘラが入っていた子だった。ただ、毎晩ツーショットチャットをしていた仲なのでお互いの本性はわかっている。案外とすんなりベッドインできた。しかし、彼女とはそれっきりだ。オフパコしたいのかツーショットチャットを楽しみたいのか、と考えれば僕はどうやら後者だったらしい。オフパコ目的ならば上々の結果だった。だが、長く楽しむのならば、僕は彼女と会うべきではなかったのだ。本当に交わってしまえばツーショットチャットも楽しくなくなる。こうして手段と目的を履き違えた僕は、やがてツーショットチャットからも足が遠のいていった。 そして今は、ライブチャットを楽しんでいる。ただし、おっぱいまるだしの女の子と楽しく会話しながらも、テキストの奥に潜んだ相手の素性が妄想を掻き立ててくれたツーショットチャットを懐かしく思うことはある。 露出狂 オナニー鑑賞
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