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melty/poet
21/1459人の文学少女に読んでいただきました。
【詩と解題】
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[70]spica1004
KY-42C
【吐血】
ほんとの愛ならば
とこしえに変わらぬと
誓いの血を吐いて
てのひらに擦れ
そんな細い腕で
誰を抱きしめられると言うのか
吼える獅子のごとく
すべての軛を壊し
走り出せ
★
偽善者を笑うな
真実を庇護するな
誓いの血を吐いて
沈黙に耐えろ
そんな弱い息で
誰を守れるとか言うつもりだ
愚者は愚者のままで
すべての知恵を求めて
動き出せ
──────
──────

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[69]spica1004
KY-42C
【天馬】
夜空の高みを走る天馬
わたしの窓まで降りてきたなら
ためらうことなくその背に乗り
子供の寝顔を見て回りたい
おやすみ ぼうや 強くなって
わたしの不安を救ってね
おやすみ ぼうや 賢くなって
誰かの予言を破ってね
★
あなたが生まれた悲しみより
わたしが生きてる意味は軽いね
ラムネの泡より短い夏
それでもひとりじゃもう歩けない
おやすみ ぼうや 厳しくなって
わたしの不正をあばいてね
おやすみ ぼうや 鋭くなって
呪文の矛盾を見抜いてね
───────
───────
いま読み返しても、電波な詩。
楽曲を曲から作るから、詩はどうにでもなってしまう?──そんなはずはない……

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[68]spica1004
KY-42C
【茂木】FORGET-SEA-NOT
波が立つときは舟影が消える
よそものたちから身を隠す
古里の海は古代の躍動
深く魚たち眠る茂木
忘れてしまうなこの海を
数えてしまうなこの船を
命が熔けてはいないのか
水面が赤く染まる茂木
・
・
漁が立つときは笑い顔あふれ
閉ざされた海をなめてゆく
女たちだけは強く手を合わせ
海よ安かれと祈る茂木
夕陽を招くか三毛猫よ
舟霊祀るか漁火よ
漆黒の闇が訪れた
古里の海を忘れるな
漆黒の闇が訪れた
古里の茂木を忘れるな
──────
──────
茂木(もぎ)・・・長崎市郊外にある漁港。海は東になるので「夕陽を招くか」のフレーズはリアルではない。
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[67]spica1004
KY-42C
【十一点鐘】
水色の窓際であなたの右手に水差し
そのままで名曲が聞こえてくるように思う
愛していいなら いつでも愛せる
愛していいなら いつでも愛せる
髪を撫で 急ぎ足
外出の支度をしてる
敬虔な日曜の
あなたしか知らない時間
★
ほら光 そして恋
あなたの自由な持ち物
近すぎて怖くなる
あなたはいつだって自然
短針が滑る まもなくイレヴン
短針が統べる まもなくイレヴン
時打ちが終わったら
ひとつ願いが叶うだろう
崇高な日曜の
あなたしか要らない時間
─────
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