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melty/poet

14/1474人の文学少女に読んでいただきました。
【詩と解題】
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[14]spica1004 KY-42C
【心の色――SNSによせて】

小さな川は流れゆく
遥か海を目指して
還ることのない旅なら
私のくるぶしも濡らせ

毎夜大空に飛び交う
幾千の騎士たちよ
さびしい時には数えなさい
つながった心の色

はるか――国境と宗教を越えて

遠い町に住む友の胸のなかで

文化を運ぶものよ
社会を映すものよ

せめて今だけは やすらえ



光のない世界に住む
彼の名前を叫べ
自分の夢で歩けない
彼女の深い窓を打て

はるか――障碍と限界を越えて

遠い町に住む友の胸のなかで

歴史を語るものよ
希望を抱くものよ

もっと今よりも かがやけ

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もともとはアマチュア無線を題材にした歌詞。

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[13]spica1004 KY-42C
【森は囁く】

森を駆けまわる娘たちは
美しい脚と心を持つ

光れ ほとばしれ 森のいぶき
肌をさらす娘たちの髪を揺らせ
真実のいぶき

二畳紀の夢を見ているよう
人類はやがて愛に届く



歌をくちずさむ娘たちは
美しい指とかかとを持つ

とがれ 透きとおれ 森のいのち
胞子たちが娘たちの姿を借り
真実を語る

隕石の夏を繰り返して

人類はやがて神を殺す


叩け 焼き尽くせ 森のいかり
とり憑かれた娘たちの罪を清め
真実が笑う

贖罪の闇に森が沈む
人類はやがて自我を閉ざす

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二畳紀…ペルム紀とも。恐竜が絶滅したといわれる。

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[12]spica1004 KY-42C
【月が癒す】

窓際に肘をつき 月影に身をまかせ
癒されぬ傷もあると 私は知った
年上の貴女には 片手間の恋なれど
癒されぬ傷もあると 私は知った

現世(うつせみ)に生きるゆえに
悲しみは波の宿命(さだめ)

満ちる月 欠ける月に 心なごませれば
慰めの言葉になる



この思い 幾百に砕ければいいのにね
せめて ひとかけらぐらい 貴女に分けたい
陽ざかりの夏の日に 散る花があることに
貴女がたじろがぬよう ひそかに分けたい

季節(おりふし)に感じるまま
悲しみを友と迎え

昇る月 沈む月に 心響きあえば
ひとり寝の夜を過ごす



一瞬(たまゆら)の時を生きて
刹那の恋を夢みる

照る月に 曇る月に 心許しあえば
ひとり寝の夜を明かす

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あくまでも和風ですよ、和風。


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[11]spica1004 KY-42C
【Yell――みんなの特別な女の子――】

カレンダーめくれば
別れの春が来る
もう二度とあなたと
笑いあえなくなる

あなたが出会う人
未来の恋人に
エールを贈りたい
悔しい涙に染めて

ああ 上出来のさよならがしたい
鮮やかな記憶をここに残すように

ああ いちばんの笑顔で手をふる
未来の花嫁に涙をかわかすエール



私の心配は
何もしなくていい
みんなの特別な女の子
になれる

ぎこちない歌でも
一所懸命なら
みんなもそれほどに
悪い気はしないでしょう

ああ とびきりのときめきでいたい
リズムを崩したら泣き出してしまうわ

さあ めげないで そう 自分らしく

My dear loving heart!
涙をかわかすエール

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岡村孝子の「アデュー」という曲に触発されて。

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